MUKU-DATA  桜錆丸太 φ25mm  杉斜市松網代

30の大工さんが和室造作を少し工夫して作りたいと。
あれこれと話し合う中、今まで通りの目透かし天井にしようか・・と
諦めかけたてきたので(やった事のない新たな造作は労力がいるものです)
カタログを見てどうこうよりも現物を見た方がより実感できるであろうと
銘木屋さんに連れて行きました。

眠りかけた気力やイメージが呼び起されたようで、
この桜の錆丸太に何か感じるものがあったようです。
こういった数寄屋材、若い大工さんの感性にも響くものがあるようです。

これからの若い大工さんに、こんなものもあるよ!って伝える事、
こういった材で造作してみたいと思わせる事、

昔からのいい材料がどんどん消えていく中、
カタログ片手に商売するではなく、もっともっと本物の材を見せる事が
材木屋の役目なのかなとあらためて感じました。

若い30のH大工さん、この桜錆丸太を使って初めて造作に挑みます。

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